兵庫医大消化器内科のセールスポイント
皆さん、この度は入局案内のサイトにお越しいただきありがとうございます。消化器内科の一番のセールスポイントは、なんと言っても「バランスの良さ」だと思っています。例えば、「切って直す」「切らずに直す」のバランスが絶妙で、いろんなアプローチから患者さんに向き合うことができ、感謝して頂くことも多くやりがいがあります。「がん」と「炎症」を両方バランスよく扱いますし、「急性期治療」と「慢性期治療」どちらも経験することができ、ひいては「病院勤務」と「医院勤務」どちらにも幅広く対応できます。そして、「忙しく働きたい」「ゆっくり働きたい」など、医師としてのニーズにバランスよく、幅広く応えることができる科です。
兵庫医大消化器内科は研修病院も豊富で、女性医師も多く在籍しており、和気あいあいとした雰囲気の中で、でも仕事には真摯に向きあっています。ご自身のライフプランに応じた業務内容やキャリアパスを本人と相談しながら決めています。
専門医と学位
消化器内科医として一人前と認められるには、内科学会認定医に加えて、消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医は必須ではないかと思います。また、目の前の患者さんに真摯に向き合えば向き合うほど、医療を科学的に考える必要が出てきます。そのために、大学院で勉強して、学位を取得する医師も多く居ます。また大学院に行かなくとも、研究歴さえ満たしていれば学位取得が可能です。長い医師人生のうち、数年を研究に没頭する経験は、必ず将来医師としての幅の広さ、懐の深さに影響してきます。当科では、必要な認定医・専門医と学位を取得できるような指導体制が整っています。医局員には専門医や学位をきちんと取得して、どんな職場で働こうとも指導的な役割を果たして頂きたいと思っています。
こんな先生はぜひ消化器内科へ!
このようにとても楽しくやりがいのある科だと思います。消化器内科に興味がある、という先生の多くは、内視鏡が面白そう、と言ってくれます。実際、消化器内科医のほぼ全員が内視鏡が大好きです。もちろん、大きな夢と高い志を持った先生方とぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。でもそこはやはりバランスで、最初はそんなに夢や志を語る自信が無くても、なんか消化器内科面白そう、医局の雰囲気良さそう、と少しでも思って頂けるようなら、是非一緒に仕事をしましょう!仕事をしていくうちに、必ず消化器内科の魅力に取りつかれます。
後期研修(レジデント)に入る前に入局される先生が多いですが、それ以降の入局も大歓迎で、大学で勉強したい!と思う先生方を温かく迎え入れる準備ができています。どうぞ安心して飛び込んできてください!
主任教授 新﨑信一郎