• 2024年7月17日

107回 日本消化器内視鏡学会総会に参加しました

消化器内科の北山 嘉隆です。2024年5月30日から行われた第107回 日本消化器内視鏡学会総会に参加したのでご報告いたします。

 5月30日から6月1日までの3日間、東京のグランドプリンス新高輪・国際館パミールにて開催されました。当科からは以下の多数の先生の発表が行われました。

・奥川 卓也先生:当院における十二指腸腫瘍に対するD-LECSの現状と課題

・清 裕生先生:当院における免疫チェックポイント阻害薬関連大腸炎の難治例についての検討

・中井 啓介先生:当院における胃ESD症例のBEST-J scoreの有用性とESD後出血の検討

・池ノ内 真衣子先生:Usefulness of endoscopic assessment to determine an adequate dose of tofacitinib during the maintenance therapy for ulcerative colitis patients

・高木 康宏先生:クローン病短腸症候群に対するテデュグルチド投与による小腸内視鏡像の変化

・横山 惠子先生:潰瘍性大腸炎術後回腸嚢炎に対するvedolizumabのリアルワールド有効性と安全性

・北山 嘉隆:当院における Chicago Classification v4.0 更新後の IEM(ineffective esophageal motility)症例の特性の検討

 私自身の発表が終了した後、医局の他の先生の発表を聴講させていただきました。また、自身も興味のあるGERDに対する内視鏡治療の発表や十二指腸腫瘍に対する内視鏡治療に関する講演などを聴講しました。大変勉強になり今後の診療にも活かしていきたいと考えております。

学会参加後は、昨年開業した麻布台ヒルズを観光することもできました。

これからも国内外問わず多くの学会に参加し、研鑚を積みたいと思います。

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