• 2024年7月12日

第9回 兵医消化器連携の会を開催しました

兵庫医科大学病院 消化管内科 大学院生の浅田 裕也と申します。今回は、6月28日(金)に行われた「第9回兵医消化器連携の会」をお伝えします。

 「兵医消化器連携の会」は、関連病院の先生方も交えて開催される兵庫医科大学 消化器内科学講座の研究会で、今回で第9回目となります。

 一般演題では、まず明和病院 岡本先生から「シングルバルーン小腸内視鏡が診断に有用であった好酸球性小腸炎の一例」、次に住友病院 藤村先生から「胃潰瘍底が脾動脈穿破して出血をきたした一例」が発表されました。両演題ともに大変貴重な症例でフロアの先生方からも多数の質問が挙がり、非常に盛り上がりました。

また、特別講演として慶應義塾大学 内視鏡センター 教授・センター長であられる加藤 元彦 先生に『ここまで来た、内視鏡治療の最前線 ~出血時の鉄欠乏性貧血マネージメントを含めて~』という演題でご講演いただきました。Underwater ESDや新しいデバイスなどを含めた最先端の内視鏡治療について分かり易く、かつ面白くお話しになり、ESDに対するモチベーションが飛躍的に高まりました。今回お話いただいた内容を少しでも吸収・消化し技術向上に努めたいと思います。

短い時間ではありましたが一般演題・特別講演ともに非常に勉強となり有意義な時間を過ごさせていただきました。今回ご参加いただきました関連病院の先生方も本当にありがとうございました。また今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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