- 2023年12月22日
第31回 JDDWに参加しました
消化管内科の中西 貴士と申します。今回は、2023年11月2日~5日に4日間かけて行われた、第31回日本消化器関連学会週間(JDDW)についてお伝えします。
当科からは以下の3つの演題の発表が行われました。
・上小鶴 孝二 先生: Treat-to-Target戦略に基づくクローン病狭窄病変に対する内視鏡的バルーン拡張術の検討
・三重野 将敏 先生: 当院における切除不能進行・再発胃癌に対する化学療法とNivolumabの併用療法の治療成績
・中西 貴士: 当院における切除不能進行・再発食道癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の使用経験
まず初めに、JDDWは参加者約2万人にも及ぶ、消化器関連の5学会が一堂に会する国内最大規模の学会です。昨年は福岡で開催されましたが、今年は神戸での開催となりました。神戸国際展示場・神戸ポートピアホテル・神戸国際会議場と3つの建物が会場となっており、事前に聞きたいセッションを調べて準備しておかないとたどり着けないほどの規模でした。
今年は現地開催とweb開催のハイブリッド形式でしたが、会場には非常にたくさんの先生方がいらっしゃっておりました。先生方の研究発表や質疑応答を聞いているだけでも最先端の医療を学ぶことができ、とても勉強になるだけでなく、今後の臨床や研究活動における非常に良い刺激になりました。このような学会で発表することが出来たのは非常に有意義であり、今後も研鑽をつんで頑張っていこうというモチベーションにつながりました。