- 2026年1月20日
IBUS Module 2研修に参加してきました
消化管内科の藤平です。
この度、IBUS Module 2研修のため、イタリア・ボローニャを訪問いたしました。
IBUS(International Bowel Ultrasound Group)は、炎症性腸疾患(IBD)診療における腸管超音波(Intestinal Ultrasound:IUS)の研究・教育・臨床応用の推進を目的とした非営利団体です。IBUSでは段階的な研修(Module)を通じて標準化された評価方法を学び、認定を受けることで検査の正確性と再現性を担保する仕組みが整えられています。

Module 1ではハンズオン・トレーニングを、Module 2では合計4週間の実地研修が求められます。今回はその一環として、ボローニャ大学医学部附属病院であるサントルソラ=マルピーギ総合病院にて、2週間の研修に参加いたしました。同院のIBDセンターは1970年に設立され、現在ではイタリア国内でも最大規模を誇るIBD専門施設です。日常診療においては1日10件以上の腸管超音波検査が行われており、極めて実践的かつ密度の高い研修を受けることができました。
本研修に際し、熱心にご指導いただいたNikolas先生、Laura先生、Elena先生に、この場を借りて心より御礼申し上げます。


研修終了後や週末には、ボローニャ市内の観光も楽しむ機会を得ました。ボローニャはエミリア=ロマーニャ州の州都で、北イタリアに位置し、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェのほぼ中間に位置する歴史ある都市です。「美食の街」としても知られ、ボロネーゼ発祥の地とも言われています。美しい街並みとともに、当地ならではの食文化を堪能することができました。また、研修期間中には偶然にもボローニャ郊外でテニスの国別対抗戦であるデビスカップ決勝ラウンドが開催されており、人生で初めてプロテニスを観戦する貴重な経験も得ることができました。




今回の研修で得た知見と経験を、今後の臨床および研究活動に積極的に活かし、患者様へ還元できるよう一層努力していきたいと思います。