- 2024年2月29日
ECCO 2024に参加しました
初めまして。大学院1年目の八木 聡一と申します。
この度、スウェーデンの首都であるストックホルムで行われたECCO(European Crohn’s and Colitis Organization)2024に参加しました。
ECCOはヨーロッパを含めた全世界から炎症性腸疾患の専門家が集まる世界最大規模の学会です。
当科からは私が、『Comparison of the real-world efficacy of filgotinib with tofacitinib in patients with refractory ulcerative colitis: A single-center retrospective study』という演題で発表しました。
世界各国から臨床・基礎、問わずたくさんの演題発表があり、活発な議論が行われていました。
会場の広さにも驚きましたが、世界各国の先生方のIBD研究への熱意や、レベルの高さに驚きました。特に、まだ日本では承認されていない治療薬のデータなどについても発表が行われており、とても刺激的で勉強になりました。そして、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあると痛感した次第です。
学会の隙間時間に、短い時間ではありましたが観光することもできました。ストックホルムはとても美しい街並みで、優しい人が多かったです。
国際学会は国内学会とはまた違う雰囲気があり、発表の際にはとても緊張しましたが、素晴らしい経験となりました。今回の経験を活かして、これからも積極的に発表を行っていきたいと思います。