- 2024年2月13日
GI Week 2024に参加しました
皆さん、はじめまして。消化管内科の池ノ内 真衣子と申します。
今回は2024年2月9日から11日に行われたGI Week 2024についてお伝えします。
GI Weekでは日本消化管学会総会学会集会と日本潰瘍学会、日本カプセル内視鏡学会の3つの学会が合同で開催されました。
当科からは、4つの演題発表が行われました。
新﨑 信一郎 教授: 精神ストレスが中枢神経系ミトコンドリア異常を介して腸管炎症を増悪させるメカニズムの検討
奥川 卓也 先生: 当院における小児消化器内視鏡検査の現状と取り組み」
横山 陽子 先生: 高齢IBD患者におけるバイオマーカーの有用性の検討」
池ノ内 真衣子: 抗TNFα抗体製剤不応潰瘍性大腸炎におけるTofacitinibとUpadacitinibの導入効果」
今年は沖縄で開催され、沖縄の伝統染織物である「かりゆし」やノーネクタイなど軽装での参加も歓迎されており、会場内にはかりゆしウェアを着た演者の方もいました。普段とは一風違った学会風景が印象深く残っています。開催初日は天候が不安定でしたが、最終日は晴天で初夏を思わせるような暖かな気候で束の間の“沖縄”を満喫できました。
本学会での演題は、内科・外科も含め多岐の分野に渡っていて、会場では活発な討論が行われていました。
普段は専門分野への勉強に偏りがちですが、学会に参加すると様々な領域において新たな知見も多くあり、また内科診療における外科からの意見なども伺うことで新たな視点を得ることもでき、学会に参加する意義を再確認できた良い機会となりました。