• 2023年5月9日

第109回 日本消化器病学会総会に参加しました

 はじめまして。兵庫医科大学病院 消化管内科の吉本 崇典と申します。記念すべき第1回目のブログは、2023年4月6日から行われた第109回 日本消化器病学会総会についてお伝えします。

 4月6日から4月8日までの3日間、第109回 日本消化器病学会総会が長崎県の出島メッセ長崎にて開催され、当科からは以下の3つの演題の発表が行われました。

 ・横山陽子 先生: 高齢者潰瘍性大腸炎症例におけるvedolizumabの有効性と安全性の検討 

 ・佐藤寿行 先生: クローン病合併短腸症候群におけるテデュグルチドの短期成績 

 ・吉本崇典   : 進行食道癌術前DCF療法に伴う発熱性好中球減少症の予測因子についての検討

 迷いそうになる程の非常に広大な会場では、総会ならではの多種多様な分野での発表が行われており、いくつかの白熱した議論を聴講できました。特に消化器がんのコンバージョン治療についての発表は非常に興味深く、私自身の臨床研究へのモチベーションにも繋がりました。

 そして本番の発表では、今後の検討の参考となるようなアドバイスもいただき、非常に貴重な経験が出来ました。今後も積極的に参加・発表をしていきたいと思います。

 学会の終了後には、短い時間でしたが観光することもできました。現地発表ならではの楽しみですね。名物の長崎ちゃんぽんはビックリするほど香ばしく、凄く感動しました。こういった時間も、学会参加へのモチベーションに繋がったりします。

 漸くコロナ禍が落ち着いてきましたので、これからも様々な土地で積極的に学会発表を行っていきたいと思いました。

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